1955-05-19 第22回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
特に都道府県の農業協同組合の指導機関である従来の指導連、それから全指連、これが都道府県中央会、会国中央会に改組されましたが、特にこの改組の段階をめぐって、農林中金がまずその金融面を握っているという観点から、人事問題まで特に制肘を加えて、農協の指導機関であるものの自主性を非常に阻害している。
特に都道府県の農業協同組合の指導機関である従来の指導連、それから全指連、これが都道府県中央会、会国中央会に改組されましたが、特にこの改組の段階をめぐって、農林中金がまずその金融面を握っているという観点から、人事問題まで特に制肘を加えて、農協の指導機関であるものの自主性を非常に阻害している。
それがもつと規格のはつきりしたもので、農林省の検査の済んだものとか、何とかいうものに出すというならいいけれども、今のお話のような全購連とか、全指連とかいうものが推薦しているような優秀メーカーのものに出す、そうでないものを買つたものにも出すということでないと粗悪品が出るのです。これは粗悪品を出す大きな何と言いますか、今後考えなければならん一つの大きな問題じやないかというふうな気がしているのです。
これは御存じのように全指連か、全購連か知らんけれども、推薦した会社の、推薦か推奨か何かしたのがありますね、これにだけ出すのですか、補助金を……。そうでなしに、同様な種類の保温折衷帯代の材料の油紙が最近幾種類も出ている、値段も幾種類もあるのです。どういうものに補助金を出すというような規定があるのですか。
全指連に限つておるということはやつておりません。各会社でもとにかく認めておりますが、ただ県や何かでもつていろいろな試験成績やその他で紙質の悪いものはやめるように、県のほうで指導する場合はあると思います。そこらのことは規定やその他別にこちらのほうとしては干渉はいたしておりません。
それからなお先ほど委員長のお話にもございましたような、各県の極く最近の乳価の引下申入れの状況でございますが、これにつきましては資料で御覧頂きますように、全指連の各系統機関を通じての照会の数字を持つておりますので、それをここへ出した次第てございます。黄初の二枚の紙で出しましたのは、府県から実際に市販された乳価として報告を受けたものであります。
農業協同組合中央会が今度の農協法改正におきまする一つの新らしい団体が、団体と言いますか、今までの全指連がこういうものになり、県においては県の指導連がそういうものになるということになるわけなんでありますが、一体あの法案に対する反対論者の急先鋒で私があつたわけなんでありますが、そのときに技術員の問題を提げて、技術員がはつきりしておらない、どつちをおいていいだろうか、どつちに置くつもりだか、その方針が農林省
全指連は行詰つた、指導連は行詰つたと言いますけれども、併しながら、指導連の経営というものは、本当に農民が、今の計算で行きますというと、一握りずつの米を出し合つても結構やつて行けるのでありまして、指導連は上から八千万円の金を出して強化されるのではなくして、指導連というものが本当に農民のための仕事をやつておれば、なぜ農民が一握りの米を出し惜みましようか。一握りではなしに、一升でも出すでしよう。
○衆議院議員(金子與重郎君) この中央会ができることによつて、これは今から予測でありまするけれども、大体全指連というものは全指連の形から中央会の形へ当然移行される形になると思います。
○野溝勝君 全指連が評判が悪いからといつて、そういう煙幕を張つたような答弁をしなくてもよろしい。大体全指連の指導ということになれば、経済団体である全購連、全販連はそれに全力を挙げるし、今日においては全指連というのはその指導的任務と申しましようか、そういう指導的任務の中央組合の全指連に働くということは想像できるのです。
これは信連、全指連或いは金融協会或いは農林中金等で再建整備促進と合せて、かような処置を是非ともとりたいという、よりより事前に協議のあつたことは勿論あると思います。ただ私ども衆議院で、たまたま自由党が単独で議員提案の形になつたのでございますが、実はいきさつを率直に申上げますと、社会党から御相談がありまして、こういう提案をいたしたい。
○小林参考人 当時は、あるいは記憶の違いはあるかもしれませんが、猪飼清六という方が全販連会長をしておりましたが、その方から全指連の会長の荷見安、そこへ渡されたという形になつております。
次に、農業協同組合中央会を発足せしめんとする、まつたく新しい改正点についてでありますが、これは、要するに、極度の行き詰まりに直面いたしております全指連、都道府県指導連の救済のために八千万円程度の補助金を交付する代償とでも申しますか、中央会を設立し、これに下部の各級農協を義務加入せしめ、地域、業種等の各級系統農協の上位にこの中央会を君臨せしめ、しかも強大な指示権を付与せんとしておる点であります。
この点につきましては、元来中央会は全国に一つ置き、都道府県は支会とし、郡段階を部会といたしまして、これを系統的に改めて行くことが最も理想であるのでございますが、本法案が中央会に関する点におきましては、全指連あるいは都道府県指導連の事実上の改組であるにもかかわらず、この改組を機会に国の補助金等との関係においてこれをあらゆる農業協同組合の最頂点に立たしめるべき権力的な内容を持つておるのでありまして、あとで
そういう点に対しては私も同様な判断をしておるわけでありますが、そういたしますと、この中央会をつくるという一つのねらいは、現在の全指連あるいは地方の指導連等をある意味においては救済する。
○芳賀委員 ただいまもお話の中にありましたけれども、この中央会に関する法律ができなくとも、全指連の動きの中からは、自主的にかかる形態の組織への発展を試みなければならぬというような動きが強く出ておつたことは、自分たちもこれを認めているわけでありますが、そういうふうに団体自身、組織自体の中からそのような強い意欲が出て来るというような場合においては、むしろこの情勢を助長するというような立場で守つてやることの
○芳賀委員 もう少し具体的にお伺いしておきたいと思いますが、たとえば全指連の場合においては、いまだに二十九年度の予算等の編成ができないということを聞いております。
中央会をつくるということは、単に従来の全指連あるいは地方の指導連の看板の塗りかえをするということでなく、その経営の方針につきましても、また事業の内容につきましても、かわつて来るものではないかと考えておるのであります。
それから指導連も、実はここで申し上げるのは、指導連の方が来ていらつしやるのでははなはだ申訳ないのでありますが、二段しかございませんけれども、ことに上に行くほど弱くなつて、全指連などは非常に弱い形だと私は思うのであります。そういうような形で、単協や県連は現在昔と違いまして、相当基礎が強くなつて来ているということを感じております。現に政府の再建整備を受けておりますものは県連であります。
前後しましたが、同じ年の十月には琴似の本場におきまして、寺尾博先生が全指連の嘱託になつておいでになりまして、府県の保温折衷と北海道の温冷床を比較検討したわけであります。そして事の性質、耐冷性、収量すべての点を検討しまして、北海道はやはり温冷床で行くべきだというような結論が生れたわけであります。
本案に関しましては、去る七月七日、農林省農林経済局長等の出席を求めて、その法案の内容並びにその運営上の諸問題について説明を聴取したのでありますが、さらに九日には、全畜販連永松陽一君、全指連稲葉次郎、獣医師会小林国夫君、共済協会下山一二君及び埼玉県入間郡高麗川村家畜診療所運営委員長長沢泉一郎君らの出席を求めまして、参考意見を聞くことといたしたのであります。
従いまして全指連等に対しましても、これが対象となることに相なつております。もちろんそれが具体的に援助の対象になるかどうかということは審議会の審議によることでありますが、対象としてはそういうふうに相なつております。 それから従来の経緯から見まして、農村工業を営んでおります連合会に赤字がかなり多いということは、これは事実でございます。
○芳賀委員 本質的な問題はいずれ団体再編成の審議の機会もあるのでそれに譲りまして、具体的な問題として、今度の対象になる連合会は、府県以上の段階においてもこれを適用するというふうにうたつてありますが、全国段階において、たとえば全敗連の場合とか全指連等はこの対象となるような情勢であろかどうかという点。
府県段階におけるあるいは県指連であるとか、中央における全指連のごとき、特に教育、宣伝、啓蒙等を任務とする協同組合の連合会の組織が非常に骨抜きになつて、他力依存でようやく命脈を保つておるという現況にあると思いますけれども、こういう点と関連して再建整備あるいは整備促進をやつて行くために、これらをどういうようにお考えになりますか。
これは実行委員会といたしましては、実行委員会としての主張がございますが、又私は政府のほうといたしましては、政府の側でいたします判断その他があるわけでありまして、するのでございますが、併しその中から抽出されました具体的な問題として上つて来た重要な点は、先ほど申しましたような協同組合の総合的な指導組織を強化して行く、端的に言えばいわゆる指導連と称せられておるもの、或いはその中央組織であります全指連というもの
当時佐藤大臣でありましたが、佐藤大臣と連合会の会長との間に調印が行われまして、本省と連合会との間に全額を受渡す、その処理については各府県の県指連と申しますが、県の指導連合会、こういうところに、その金の取立て方を私どもの当時の管理所との間に取交しまして金を集める。そうして金を一本に中央部に集める。
もう一つは、今全指連の稲葉さんからも話がありましたように、農林省が、各県の地方事務所単位くらいに家畜の保健所というようなものをつくつて、保健衛生に力を注ぐというような刺激もありますし、それから純粋に考えた場合に、農作、蚕繭の共済については非常に問題がありますが、家畜共済については、農家がたいへん喜ぶ。
○金子委員 公社の方にお伺いしますが、そうしますと公社の方ではこの料金の問題につきましては、昨年度決定とはいうけれども、昨年度は私どももその折衝の中へ入つておつたのでありますが、最後に、予算のあるだけでことしは了解してほしい、来年度はあらためて考えようということで、田村大臣当時からの話でこうなつたのでありますから、ことしは多分これらの全国協同組合連合会あるいは全指連または農民連盟のような、去年この交渉
なんですけれども、二頁のさつきお話になつた中央会の問題ですが、中央会の農業協同事業活動促進経営指導の問題ですが、これは従来からの団体再編成如何にかかわらず、農業団体としては非常に要望しておつた問題なんですが、ところがさつきの御説明で行くと、団体再編成の中で特にこの中央会の分が先行してこういうことになつておるという御説明があつたのですが、団体再編成の成否如何にかかわらず、これが若し団体再編成ができないとすれば、全指連
農業協同組合の問題ですが、足鹿君からも農業協同組合の問題についていろいろありましたが、私はこの農業協同組合の問題の中で、全指連の問題——指導連というものは、今のような販連や購連から金をもらつて居候のような扱いをされて、はたしてこれが農民を指導する機関としてほんとうの権威ある活濃な活動ができるかどうか。